ホイアン
ホイアンはベトナムの中部に位置する、世界遺産に登録された街でである。ベトナム戦争で大きな損害を受ける事無く、
当時の古い街並を今も残すホイアンは、どことなく日本にも似たノスタルジックな雰囲気。それもそのはず、
各所に日本風の建築が観られるのは、戦国時代に日本人街が存在していたからである。
ホイアンへ来るチャンスがあれば、以下の観光スポットを巡れて、郷土料理をお召し上がりください。
観光スポット
①日本橋(来遠橋)
ホイアン一の観光名所である。日本の戦国時代にあたる1593年、この地域には日本人街があり、
そこに住む人達がこの橋を建造したと言われている。橋の上にはお堂があって伝説上の大ナマズが祀られている。
頭はインド、背中はホイアン、尻尾は日本に至るというものである。
②海のシルクロード博物館
ホイアン市街とその近郊(近海)で発掘された陶磁器の出土品が展示されている、チャンフー通りにある民家を
博物館に仕立て直したのが海のシルクロード博物館である。来遠橋(日本橋)と同じように、日本との交易が
盛んに行われていた時代の出土品が数多く展示されている。
③福建会館
ホイアンには華人五会館(広肇・福建・中華・瓊府・潮州)があり、福建会館は、ホイアンの中国福建省出身者の集会所である。
中には寺院まで建てられているという美しくも豪華な集会所で、今でも華僑の人々の憩いの場となっている
貿易港のホイアンを象徴するように、大きな船のオブジェや航海安全を願うために天后聖母が祀られている。
④フーンフンの家
日本橋を渡って、グエンティミンカイ通りに入ったすぐ右手にある黒い民家が、フーンフンの家である。
200年以上も前に、シルクやガラス等の貿易商人の家として建てられたこの木造建築は、ホイアンの古建築様式の中で
最も美しい民家の一つとして知られています。天井の造りには日本、ベトナム、中国のそれぞれの建築様式が採用されている。
⑤ナイトマーケット
日没頃から始まる、ホイアン名物のランタンの灯りがノスタルジックな雰囲気を醸し出している、ナイトマーケット。
色とりどりの綺麗なランタンは、大きなものから、お土産にも使えそうな小さなものまで豊富な種類が揃っている。
エキゾチックなベトナム雑貨たちは、観ているだけで気分を盛り上げてくれますよ。屋台も多く並んでいますので、
現地のストリートフードにも是非挑戦してみろう。
日本の夏祭りを思わせるような、ちょっぴり懐かしくも親近感のあるナイトマーケットは、ホイアンに訪れたら必見の観光地である。
⑥アンバンビーチ
白い砂浜ときれいい海水はアンバンビーチの魅力である。
行く価値があるビーチである。
郷土料理
①カオラウ(Cao Lau) うどんのような太めの米麺に醤油ベースの甘辛く味付けをしたタレ汁を | ②ホワイトローズ(Banh Vac) 白いバラと称されるホワイトローズである。 |
③揚げワンタン(Hoanh Thanh Chien) 揚げワンタンはホイアン三大名物の一つである。 | ④バンベオ(Banh Beo) 米粉を水で溶き、小皿に薄く入れて蒸した物。 |
⑤コムガー(Com Ga) コムガーはホイアン風チキンフライスで、ホイアンでは知らない人が | ⑥玉蜀黍チェー(Che Bap) チェーはベトナムを代表する甘味。豆、芋、果物、穀類などを砂糖と |
素材提供:http://find-travel.jp/