ベトナム料理 オススメ15選

東南アジア料理の中でも比較的味が日本人に合うのがタイなどに比べて繊細な口当たりの食事のベトナム料理です。ベトナムは中国、またフランスの植民地であった為2つの国の営業が大きく、またタイでも同じような国土から、使う食材も重なる部分があるため、影響もあり隣国という影響も受け似たようなメニューも数多く存在します。今回はそんなベトナム料理から15メニューのオススメを選んでみました。

ベトナム料理 オススメ15選

by fishandtips

by gudi&cris, CC BY-ND

東南アジア料理の中でも比較的味が日本人に合うのがタイなどに比べて繊細な口当たりの食事のベトナム料理です。ベトナムは中国、またフランスの植民地であった為2つの国の営業が大きく、またタイでも同じような国土から、使う食材も重なる部分があるため、影響もあり隣国という影響も受け似たようなメニューも数多く存在します。今回はそんなベトナム料理から15メニューのオススメを選んでみました。

1. 春巻き(生春巻き・揚げ春巻き・蒸し春巻き)

定番中の定番ですね。やっぱり馴染み深いだけあり、異国の地のレストランでも頼みやすいのが春巻きです。大抵のお店に2つくらいはチョイスがあります。ベトナム料理の春巻きはライスペーパーを使います。

2111353841_5b05eab074_z
by stu_spivack, CC BY-SA

生春巻きは、エビとハーブが使われているものが多く、揚げ春巻きは豚肉を使ったもの、そして蒸し春巻きはエビも肉もどちらも使うのが一般的です。ソースはいづれもスウィートチリソースが主流ですが、お店によっては醤油系のソースと両方出してくれます。

23788289725_c14d9d886a_z
by insatiablemunch, CC BY

オススメのものはバン クオンと呼ばれる蒸し春巻きです。米粉をつかったチョンファンのような春巻きは癖になります。

2. フォー

ベトナムの麺類の多くはライスヌードルを使ったものです。春雨の太いバージョンみたいなものでしょうか。このフォーは日本でもフォー専門店があるくらいなので、かなり浸透して来ているようですが、所謂ラーメンのベトナム版という感じです。

6945821707_959cfe4a01_z
by David McKelvey, CC BY

スープは本当にさっぱりとした味わいで、豚骨やみそラーメンが好きな人には物足りないくらいかも知れません。でも、レモングラス、コリアンダー、ミントなどのハーブを入れることにより香り立ちが別格に仕上がり、とっても美味しいと思うでしょう。

3669367197_70c790db7c_z
by Juan-Calderon, CC BY-ND

それでも物足りない場合は、唐辛子(レッドペッパー)とライムを一緒に添えてくれるお店が多いのでライムを絞り、唐辛子を入れて食べてみてください。とっても癖になるフォーです。

3. バインミー(ベトナムサンドイッチ)

16116730745_db4b27e0da_z
by Christopher Crouzet, CC BY

フランスの統治下にあっただけあり、フランスパンを使うのがベトナムのサンドイッチです。ここに野菜や肉を挟み、小魚から作り上げたヌクマムという魚醤をドレッシングのように振りかけます。細切りに切られた人参、きゅうり、大根やレタス、パクチーなどを入れ、ビーフの薄切りが何枚か入っています。とてもアジアな中身と西洋の味のコンビネーションが絶妙に合います。

4712561688_2fb4e3bda0_z
by Edsel L, CC BY-SA

テイクアウトも出来る為、ちょっと天気が良い日アウトドアで食べたいなという気分の時、また忙しくてカフェやレストランで食べる時間はないけれどもお腹が空いた!という時には手軽で楽しめます。

4. ブンボーフエ

15428807507_5b34f2c3f4_z
by UpSticksNGo, CC BY

これはフエと入っているようにベトナム中部のフエというエリアから伝わった料理です。ブンはビーフンです(グラスヌードル)。そして、ボーは牛を指します。野菜とお肉かシーフードが乗せられているのがこの料理です。

2140699306_dbb84556b0_z
by avlxyz, CC BY-SA

スープはフォーよりも濃い味わいになります。ヌクマムという魚醤を使い豚足や牛からとっている為なのですが、レモングラス唐辛子で味付けされています。空芯菜やコリアンダーなどが入っていてヘルシーで少し辛い味わいでもあります。

5. バインセオ

15095807843_b217c35a11_z
by tommy japan, CC BY

これも結構人気のメニューです。パイセオはベトナムのオムレツと言って良いでしょう。オムレツと言っても意外と薄い卵がオムライスのように、沢山の野菜炒めを包んでいるという表現が的確かな。フランス統治下の際のフランス人の作るクレープを真似したのか定かではないが、もしかするとクレープに近いのかもしれない。

15826153307_16cdb99d3a_z
by pelican, CC BY-SA

もやしがたっぷり入っていて、豚肉、エビ、玉ねぎやきのこなども沢山炒められたものが薄い卵で巻かれ、横には必ずコリアンダーなどのハーブが添えられています。こちらもソースはスウィートチリソースとなります。ものすごく庶民的な食べ物ですが日本人は好む一品です。是非楽しんで味わってください。

ゴイ ガー

1166543854_0acad32a8d_z
by Rex Roof, CC BY

とってもシンプルな鶏肉と千切りキャベツやにんじん、スライスした赤玉ねぎなどの野菜のサラダです。ドレシングは定番のヌクマムという魚醤を使いトッピングにピーナツやスライスオニオンを揚げたものを乗せることもあります。お店・レストランによっては唐辛子を使いピリ辛なソースに仕上げるところもあります。

15122421051_348c6ef6c8_z
by insatiablemunch, CC BY

とても面白いのが大きくふわっとしたエビせんべい(クラッカー)にこのサラダをのせて食べるようです。お店のウエイターが教えてくれました。

7. 蒸しはまぐりレモングラス

6585822457_e06e3024de_z
by Kisså, CC BY-ND

ベトナム料理の特徴ある食材の1つはレモングラスです。シンプルに日本の酒蒸しと同じですが、そこにフレッシュなレモングラスを入れて調理します。ほのかにレモングランスの香りと味が楽しめます。

7268068426_2744095343_z
by fabulousfabs, CC BY

レストランによっては、ジンジャーや赤唐辛子を入れてパンチを効かせた一皿になっていることも有ります。

8. ソフトシェルクラブ(カニ)まるごと揚げ

4956887460_23f1549a8e_z
by avlxyz, CC BY-SA

ちいさなカニを殻からまるごと揚げた揚げ物料理です。実はエビを丸揚げしたものもあるのですが、カニのフライは比較的どこでも食べることが出来る為、カニの揚げ物をトライしていてください。ソフトシェルなので実は丸ごと食べられるのです。

3262734255_17552890c7_z
by taiyofj, CC BY

おなじみのヌクマム、マントムというエビを発酵させたタレをつけて頂きましょう。ビールによく合います。

9. 鍋料理

14066638008_fb014d94f6_z
by gregw66, CC BY-SA

ベトナムでは暑い時も何故かみんなで鍋を囲んでいるなんていう光景を見ることがあります。鍋の中身はお肉もありますがオススメしたいのがベトナムの川魚です。例えばどじょう、なまず、うなぎなどが入った鍋もお好みでしたら是非食してみましょう。

4492482386_7bdc2fe61d_z
by ssour, CC BY

繊維のある蓮の葉、空芯菜などの野菜をたっぷりと入れ、パクチー、レモングラスのハーブ類で香りづけされています。また、日本のように魚のすりみを使ったボールの形をしたフィッシュケーキやあさりなども入っている鍋もあります。スープの味付けは様々でこってりとした塩っぱいもの、タマソンドというナッツからつくられた調味料をつかい甘酸っぱくした鍋あります。又、中国の薬膳鍋のようなものやタイのトムヤムクンのような辛いものまで種類は豊富です。

10. チャールア(ベトナムソーセージ)

6670909165_3a9033f6cf_z
by autonome, CC BY

ハム、ソーセージなどの加工肉が好きであれば、前菜としてお酒のつまみにオススメです。一般的には豚肉を使用していますがその中にベトナムならではの魚醤のヌクマムやナンプラーを入れているところもあります。

2061437810_d2b6a021a3_z
by stu_spivack, CC BY-SA

このチャールアは保存がある程度効く為、割りとメニューの一品の具材として用いられており、バインミーのサンドイッチの中やフォーなどの麺類にトッピングされています。厚切りハムやスパムと似ています。

11. ベトナムコーヒー

11516808136_0a21a8b771_z
by EdiKonfetti, CC BY

コーヒー好きの中でもハマる人は多いと言われているベトナムコーヒーは深めに焙煎されたコーヒーを使います。フィルターコーヒーでありますが、特徴的なのはミルクです。どうやらベトナムでは新鮮な牛乳が手に入りにくかったらしく、カフェやお店によってコンデンスミルクや練乳を使うところがあるのです。是非トライしてみてください。

7725280554_3e3f03622c_z
by Marko Mikkonen, CC BY

また、ベトナムコーヒーはブラックで注文しても何故か甘いのが特徴です。甘党の人にはオススメです。

12. ラウムンサオトイ(空芯菜の炒めもの)

3040635236_67f831354f_z
by 果菜妹, CC BY-SA

恐らく中国の影響ですが、タイ料理、ベトナム料理メニューにあるラウムンサオトイ(空芯菜の炒めもの)です。シャキシャキとした歯ごたえのある野菜ですが日本ではなかなか見られませんね。

5689182862_4e01899588_z
by Iana Peralta, CC BY-ND

シンプルにガーリックとヌクマムで味付けされ炒められたものです。中華、タイ料理などでは唐辛子を入れて炒めることもあります。こちらも野菜が足りないな!という時にオススメの一品となります。

13. ティットコーチュン(豚の角煮)

2257357278_f1dc635cb8_z
by jessicafm, CC BY-ND

日本の家庭料理の定番、豚の角煮です。醤油ではなくベトナムの醤油ヌクマム(魚醤)で煮込んでいるのですがポイントはココナッツやキャラメルで甘く煮込んでいるところです。

8502610762_aa50f7fc35_z
by Edsel L, CC BY-SA

もともとベトナムのお正月料理の一品だったそうですが、今ではあちこちのレストラン、家庭料理店のメニューで見ることがあります。思わず白米を食べたくなるようなちょっと和食に近い一品ですね。

14. チェー

8355205661_1e4dec7073_z
by Eric Borda, CC BY-ND

これはデザートとして特にオススメします。色々な種類、味があるのですが基本的にはタピオカ、マンゴー、ライチなどの南国フルーツを使用したもの、または餅や寒天が入っているものもあります。沢山の細かい氷を入れてくれるので、暑い時期には1日1杯は頂きたいほど美味しく癖になります。タロイモやココナッツクリームを用いたものもあり、甘いデザートとして食後にも頂けます。

3008814282_7ec8c7f14e_o
by secretlondon123, CC BY-SA

たいていのカフェでは置いているメニューですし、屋台のようなところでもプラスチックの容器に入れて売っているところもあります。是非、歩き疲れたら休憩にどうでしょうか。

15. ゴイドゥードゥー(青パパイヤサラダ)

5722057548_e550e80daf_z
by Hoa Trai Viet Nam, CC BY-ND

青パパイヤサラダはタイ料理にもありますが、ベトナムで頂く青パパイヤサラダは辛味があまりなくサッパリしているので箸休めになります。

384327475_549cbc29ef_z
by wEnDaLicious, CC BY-ND

一般的にパパイヤと春雨、パクチーエビなどが入っています。砕かれたピーナッツがトッピングになっており美味しいです。

Asian Indochina CO.LTD

Phone: +84 24 6255 3322

Room 1708, Artex Building, 172 Ngoc Khanh Str, Ba Dinh Dist, Hanoi, Vietnam